車の修理から帰ってきた愛車のガソリンが減ってる！？その理由とは？

自分の愛車が傷ついたり不調になってしまった時に車屋さんは非常に頼りになります。

どんな不具合や故障でも「分かりました！任せてください！」と快く引き受けてくれます。そして殆どの車屋さんは真面目で優良ですのでお願いしたこと以上のこともしてくれます。

例えば分解整備した時に他にも悪くなりそうな所があれば必ず直したり点検したりすることを勧めてきてくれますよね。

 

あまりに当然のように行われていますので当たり前のサービスのように考えますがよく考えてみるととっても有難いですね。

 

そんな車屋さんに自動車を預けた時に一つ気になることがあります。

 

それは点検、修理などで愛車を預けた際に明らかにガソリンが減っているという事です。

 

預けた時よりガソリンが減ってる！？

車屋さんに車を預けてガソリンが減っている経験をした人は多くいるかと思います。

車に詳しくない人からすれば「車屋に私用で使われた！？」「ガソリンを抜き取られた！？」などなど「何かおかしなことをしているのでは！？」と疑ってしまうかもしれません。

 

しかし車屋に預けてガソリンが減ってしまうのにはキチンとした理由があるのです。具体的には以下のような理由があります。

 

1. 試運転している
2. 修理後の動作確認
3. 整備、点検、修理を外注している

 

何をしているのか、どういう作業をしているのかを解説していきます。

 

1.試運転している

車というのは静止状態と走行状態では車体各部にかかる負荷が天と地ほどの差があります。その為修理や整備や点検などで分解したり部品を交換したりした場合は実際に動作テストをしないと客に引き渡すことができないのです。

これは客を危険な目に合せない為の安全確認でもありますし、万が一動作確認をしなかった結果整備不良の事故となって車屋さんの責任になってしまうことを防ぐ意味もありますので必ず行われます。

そして車を実際に試運転するとなると当然エンジンに火を入れて自走しますのでガソリンは減ってしまいます。

 

2.修理後の動作確認

【1.試運転している】と似てはいるのですが、こちらは実際に試走するわけではなくエンジンを高回転まで回す事がある場合です。

空ぶかしなんて普段することがありませんのでイメージしにくいと思いますが車、特にエンジンの分解整備などや部品の交換を行った際には正常にエンジンが回るのかどうかを確認しなければいけません。

また低速時だけではなく高速回転状態でもスムーズにエンジンが駆動するかどうかも確認しなければいけませんのでレブリミット（上限回転数）までエンジンを回すこともありますので、当然かなりの量のガソリンを消費する事となります。

 

3.整備、点検、修理を外注している

上記1.と2.は車屋さんが自社で整備をした際に整備上必要となってガソリンを使用する場合です。

実は車屋さんに預けた際にガソリンが減ってしまうのにはもう一つ理由があるのです。

 

それは点検整備などを外注に出している場合です。

 

車屋さん…特に小さな工場などでは備えている整備設備にはどうしても限界がありますので、修理や点検内容によってはそこの向上で対応できないものもあります。

そういった場合にはお客さんから預かった車をより大きな整備工場へ車屋さんが持っていきます。その際のいどうにガソリンが使用されて返却する際に目減りしてしまっているということになってしまうのです。

 

また修理ではありませんが車検を車屋さんで行ってもらった場合にも登録の為に陸運局まで持っていかなければいけないのですが、預かった車に車屋さんが乗って自走で陸運局まで行くことが多いです。

そういった場合でも結構な量のガソリンを使ってしまう訳です。

 

 

まとめ：車屋さんを信じて大丈夫！ガソリンを抜くメリットが無いからね！

車屋さんってとっても忙しい職種なんです。日々持ち込まれる客の車を整備しなければまりませんし、絶対にミスをしてはならない仕事ですので疲労もかなりのものでしょう。

そんな人達がたかだか数百円の価値しかないガソリンをわざわざガソリンタンクから抜き取ったりするはずがありませんし、そんな面倒な事をするほど暇な仕事ではありません。

 

もしこの説明を聞いても信じられないようであれば車屋を変えてみるのも良いでしょう。どこに何度変えても絶対にガソリンは減って帰ってくることに気付くはずです（笑）

 

だって基本的に整備方法は決まっているので車屋によって変わりようが無いのですから。

もしエンジンの整備をしたのに1mlもガソリンを減らさずに車を返却してくる車屋がいたとしたら、わざわざ減った分のガソリンを補充して返してくれているか、もしくは全く仕事をしていないかのどちらかです。

 

「車を預けたらガソリンが減っていた」

 

もし上記のことに気付いたら「行きつけの車屋さんが丁寧に仕事をしてくれたんだ」と考えて感謝するようにしましょう。間違ってもクレームを入れちゃダメですよ（笑）

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