スイフトスポーツ

スイフトスポーツのパドルシフトの評価は?

どうもどうも!

 

スイフトスポーツ(ZC33S)のATモデルを検討中の中にはパドルシフトが気になっている人も多いのではないでしょうか?

 

 

スイフトスポーツ(ZC33S)ATのパドルシフトの評価は?

前回の記事↓

スイスポをATで乗るかMTで乗るか?楽しみ方の違いを知るべし

でATモデルはMTとは違う楽しみがあると言いましたが、一個話忘れてました。

 

ATモデルの一番の注目ポイントの一つである…

 

パドルシフトに触れるのを忘れてました(笑)

 

そもそもパドルシフトとは?

 

パドルシフトとは最近のハイグレードATモデル(軽自動車にも出てきています。)に搭載され始めている変速スイッチのことです。

多くの場合はステアリングホイール(ハンドル)の裏側、3時と9時の位置に付いていることがいることが殆どです。

 

スイフトスポーツ(ZC33S)で言えばコレ↓がパドルシフトスイッチになります。

 

パドルシフトはオートマで任意のギアを選択できる

AT(オートマチック)車とは本来車が自動的に変速作業を行ってくれる、昔は楽をする為だけの物だったのですが近年ポルシェやフェラーリ等の高級スポーツモデルですら殆どATになってきています。

 

そうなると必然的にMTライクな楽しい操作性が求められます。そこで最近のスポーツカーにはATでも必ず「Mモード」が設定されています。(さらに高級スポーツカーには変速スケジュールを変えられたりもする)

 

そしてパドルシフトはそんな「Mモード」の時に任意のギアを選択することができるのです。

 

まぁここまでの話はスイフトスポーツ(ZC33S)を選ぶような車好きのオーナー様方には釈迦に説法ですかね(笑)

ニューモデル速報 No.559新型スイフト スポーツのすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報)

実は速いAT(オートマチック)車

昔から車に乗っている方の中には「速く走れるのはMT、楽なのがAT」といったイメージを持っている人がいると思いますが、実は近年逆転してきていて、「速くて楽なのがAT、楽しいのがMT」になりつつあります。

 

何が早いかというとズバリ…

 

 

変速スピードです。

 

 

実は以前私も父親が乗っていたATオヤジセダンを運転したことがあるのですが、確かに昔のドライバーが「ATは遅い」というイメージを持つのは仕方ないと感じました(笑)

しかし「同じAT」のはずのスイフトスポーツ(ZC33S)ではそういった印象は全くありません。

 

それは何より昔のATのように「動力伝達をする際に滑らせ続ける」という事が無くなったからです。

 

多段ATの基本的な構造としてエンジンからの動力をオートマチックトランスミッション内の流体(オートマフルード)を通じてドライブシャフトに伝達しています。

イメージとしては風呂に張った水を手でグルグルかき混ぜていると全体が回り始めますよね?その力で動力を伝達してやろうってのがAT(オートマチックトランスミッション)です。

 

しかし流体を通じて動力を伝達するわけですから当然「伝達ロス」が発生します。

 

これが昔のAT車で感じた「トロくさい」「滑る」などの感覚の正体です。

 

近年のAT(オートマチック)にはロックアップ機構が備わっている

ロックアップ機構とは上記で説明したAT(オートマチックトランスミッション)の動力からドライブシャフトへ伝達する際に流体を介するのではなく、ミッションとエンジンを直結して「伝達ロス」を無くしてしまう機構のことです。

ロックアップ機構は非常に複雑な構造をしているのですが、簡単に言うとそんな感じです。(笑)

 

このロックアップ機構があるおかげで「ロックアップされている間は」MTとなんら変わりの無い伝達能力を発揮できるようになります。

つまり昔のAT車で感じたような「トロくさい」「滑る」等のネガティブな部分が改善されたわけです。

 

動力を直結できるということは変速スピードが物を言う

昔はなぜMTの方が早かったかというとロックアップ機構の無かったATが滑っていたからMTの伝達効率に敵わない=ATが遅く相対的にMTの方が速いってことだったわけですが、ロックアップ機構を取り入れて伝達効率が極めて高くなった結果、今度は機械が正確無比に行う変速(シフトチェンジ)にMTドライバーの左足と左手が追いつけなくなってきたのです。

 

今までは変速こそ早かったが伝達ロスのせいで結果的にMTが早かったのに伝達ロスすら無くなって変速スピードの差分、ATの方が(少なくとも停止状態からの直線は)速くなってしまったのです。しかもミス無く…

そりゃプロレーサーならば光速のシフトチェンジで対抗できるかもしれませんが、私のようなヘッポコドライバーでは到底敵いません(笑)

 

F1やGT選手権等でもパドルシフトが主流になってきている事からもこの事実は揺るぎないものです。

まぁ実際は市販車等とは比べ物にならない高度なシフトチェンジ(特にF1)が行われていますし、そもそもF1マシンは分類で言えばMTをコンピューターにやらせていると言った方が正しいのですが…まぁ言いたいことは変速をコンピューターにやらせた方が速いってことです(笑)

 

そんな爆速のシフトチェンジを意のままに操れるのがパドルシフト

さて長々とAT(オートマチックトランスミッション)の性能の向上を喋ったワケですが、本題はパドルシフトのことでしたね。(笑)

 

ATのパドルシフトは上記のような自分では到底できないような変速スピードで正確無比変速をすることができる点が非常に楽しいですし、ハンドルから手を離すことが無いのでハンドル操作に集中できるメリットもあります。

スイフトスポーツ(ZC33S)のパドルシフトも基本的には同じで物凄く速い変速スピードで楽しいです。

 

ただ…実はオーナーだからこそ分かる改善点もいくつかあります(笑)

 

スイフトスポーツ(ZC33S)のパドルシフトは楽しいが今後の課題も有り

私はスイフトスポーツ(ZC33S)ATモデルのオーナーですので本当ならば「欠点無し!最高に楽しい変速です!」と言いたいところですが、使ってみていくつか「こんなに楽しいのに勿体ない!」と感じる点はいくつかあります。

 

一番の「勿体ないポイント」は「Mモードでも勝手にシフトアップすること」と「シフトチェンジに制限が設けられている」ことです。

 

Mモードでも勝手にシフトアップする

これは良い所と悪い所って感じなのですが、あえて勿体ないポイントにしました(笑)

具体的には少しだけ引っ張っておきたい時なんかにシフトアップしてしまうので使いこなすのを難しくしている感じですね。

 

例えば緩いコーナーを旋回中に少しだけアクセルを開けたい時なんかに回転数が自動シフトアップ回転数直前だったりしたら抜けるまで我慢しなければいけません。そういう時ってシフトアップするとスピード出しすぎになっちゃいますからね。

 

ただオーバーレブによるエンジン破損から守るための制御であることは理解しているので、かならずしも余計なお世話ってわけでもないんですよねぇ…

 

ですので個人的な改善案を言わせてもらうと「少しでもリミットに触れたらシフトアップする」ではなく「リミット上限を5秒ないし10秒程度触れ続けたらシフトアップする」方がいいです。

そうするだけでグッとスポーティー度がアップすると思います!

 

シフトチェンジに制限が設けられている(特にシフトダウン)

個人的にはこっちの方が勿体ないポイントは高いです(笑)

つまりコーナーへ侵入する際にブレーキングしながらシフトダウンをしたいと思っても規定回転数以上の状態では「ピピッ」という可愛い音と共にスイフトスポーツ(ZC33S)が「ヤダッ!」って拒否してくるんです。

 

具体的な回転数を言うと3速→2速にシフトダウンする際は4300回転以下くらいじゃないと受け付けてくれません。2速→1速へのシフトダウンは停車直前以外はエンブレ効きすぎるんで全く使う事はありませんが3500回転くらいだったと思います。

ちなみに6速→5速、5速→4速、4速→3速は不便を感じたことはありません。

 

個人的な改善点としては定量的に「回転数がこれ以下じゃないと弾く」じゃなくて、車速を読み取ってブレーキング中等減速傾向の場合はシフトダウンを許容する、高速巡行中等操作ミスでのシフトダウンである場合はシフトダウンを弾く等のもう少し細かな制御が有ってもよかったと思いました。

 

色々文句付けたけどトルクフルなK14Cエンジンに6ATは最高!

スイフトスポーツ(ZC33S)が大好きだからこそあえて色々課題点を挙げましたが基本的には大満足してますよ!(笑)

 

なんせスイフトスポーツより遥かにデカいエスクードに積まれていたK14Cエンジンを更にチューンして軽量なスイフトスポーツ(ZC33S)にブチこんで、更に先代のZC32SのようなCVTではなくダイレクト感のある6ATを採用してくれて楽しくないわけがありません。

そしてそれをパドルシフトで操る快感。たまりません!

 

これからスイフトスポーツ(ZC33S)を検討してみようかなって思われてる方は是非ATモデルも試乗してみるといいですよ!そしてパドルシフトを試してみてください。

実に楽しい車に仕上がっています!

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