軽量軽快なNDロードスターでドライブするのは最高に楽しい!車にも慣れてきて少しずつドライブするペースを上げられるようになってきたけど最近どうもボディの「剛性」が足りていないような気がする…。
それってもしかしたらボディ補強すれば解決するかもしれません。
ロードスターの剛性が不足する理由と解決策
初代NAロードスターが1トンを切る軽量ボディでオーナーを魅了したことから歴代ロードスターはユーザーから常に「車重1トン切り」という期待をかけられており、一種の命題をとなっていました。
それは最新モデルのNDロードスターも例外ではなくユーザーからは「今度こそ1トン切りで出してくるんじゃないか?」と期待を込められていました。
結果的にベースグレードの「S」でのみですが1トン切りという快挙を成し遂げました。(グレードSの重量990kg)
しかしその影響は当然各所に及んでおり、その最たるものこそがボディ剛性の低下です。NDロードスターは基本的なパーツをデミオと共有しているのですが当然デミオのパーツをそのまま持ってきたのでは重すぎて「1トン」という車重をクリアすることができません。
そのためロードスターに移設するために軽量化を施されています。軽量化と剛性感というのはトレードオフの関係にあり、ロードスターももれなく軽量かによる剛性感の低下という影響を受けているのです。
さらにロードスターは純正状態でも「ヨコハマ ADVAN SPORT V105」という「そこそこ」のハイグリップタイヤを履いているので、そのハイグリップタイヤのグリップ力でボディ剛性の無さが浮き彫りになってしまっている形なのです。
もちろん大前提として「オープンカーである」ということが剛性不足に繋がっているのは言うまでもないことではありますが。
ロードスターの剛性不足を解消する方法
ボディ剛性を解消する方法としてはいくつかありますが、一つはそもそも剛性感を感じさせる要因となっているハイグリップタイヤをいっそのこと滑るタイヤに履き替えることです。
そもそもロードスターは速く走る為の車というよりは「気持ちよく、楽しく走る」為の車ですので個人的には滑らせながら遊ぶのも全然アリだと思います。
とはいえせっかくのスポーツカーですし、やっぱり速く走る車にしたいですよね(笑)
となるとやはり「アフターパーツによるボディ補強」が最も手っ取り早いでしょう。
幸いロードスターのようなオープンカーは剛性不足が顔を出すのもアフターパーツメーカー各社が見越していて、早めの段階でボディ補強パーツが発売されているので選択肢には困りません。
ここではNDロードスターに装着できるボディ補強パーツをご紹介します。
NDロードスターにオススメのボディ補強パーツ
フロントストラットタワーバー+リヤ用フロアクロスバー
私が最もオススメしたいのはマツダの純正アフターパーツメーカーとも言える「Auto Exe」のタワーブレースセット です。型番は「NMD4800」でフロントの4点止めタワーバーとリヤのフロアクロスバーのセットとなっています。
AutoExeいわく「クローズドボディに肉薄する剛性感の獲得を目指して開発しました」とのことで剛性感アップへの自信が伺えます。
もちろんオートエグゼ以外にもクスコやブリッツ等の名門アフターパーツメーカー各社がボディ補強パーツを出していますのでご自分で好みのタワーバーを選んでみるのもいいでしょう。
NDロードスター用タワーバー一覧はこちら
マスターバックブレース
まずはタワーバーなどの大きなボディ補強パーツを装着したら次は剛性アップ+ブレーキの効きを良くするAuto Exeのマスターバックブレースがおすすめです。型番は「MND4950」です。
スチール製の5ピース構造でペダルの取り付け部分、バルクヘッド、マスターバッグとボディをガッチリと補強します。
なぜこのような補強が必要なのかと言うと、純正状態のマスターバッグ本体とマスターバッグを支えているブラケットはブレーキを踏みこむことで少し歪んでしまい、その歪みのせいで本来ブレーキフルードを通じてブレーキパッドに伝達されるべき踏力(ブレーキを踏み込んだ力)が逃げてしまっている状態になってしまっています。
そこにマスターバッグブレースを取り付けると、その「歪み」を抑えてブレーキペダルに伝えた踏力を正確にブレーキパッドまで伝達できるようになるのです。
だからこそリニアに気持ちよくブレーキが利くようになるわけです。
なお取り付けの際はフロントストラットタワーバーと同時に行うと作業の無駄が無くて済みますのでおすすめです。
パワーブレース フロアセンター フロアーリヤ
最後におすすめしたいのがボディ下部の前後に装着するパワーブレースです。型番はフロアセンターが「429 492 C」でフロアーリヤが「429 492 R」です。
パワーブレースはフロントのストラットタワーバーの次に体感できるほどボディ剛性が向上するパーツで走りを激変させることができます。
パワーブレースを取り付けるとボディ剛性が高まり、ボディのねじれや歪みを抑えられるようになって高速走行中の不快な動きや圧力による経年劣化を防ぐことができます。
またボディ剛性が高まるということはサスペンションの性能を発揮しやすくなり、ただでさえ軽快なNDロードスターのハンドリングをよりシャープな物へと進化させることができます。
取り付け自体もボルトで止めるだけなので車を安全にジャッキアップ+固定する環境のある人ならばDIYでも取り付けられます。
ちなみにボディ下部に取り付けますが最低地上高は維持する設計になっているので車検にも通せるように作られています。
(お使いの車高調やダウンサスによっても変わりますので、気になる方は一度メーカーに問い合わせて見て下さい。)
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