アクセラ

新型アクセラスポーツ、アクセラセダン(マツダ3)の評価

新型アクセラ(マツダ3)スポーツ、セダンの評価

現在最もホットなコンパクトハッチの一つがマツダの発売する「アクセラ」でしょう。(英名:Mazda3)取り扱いのしやすいコンパクトなボディ+FFながらFRかと思うようなロングノーズを用いたデザインは非常に格好良くて老若男女問わずオシャレに格好良く乗りこなすことのできる車として人気です。

そんなアクセラスポーツを個人的な観点から評価してみたいと思います。

大衆車離れしたスタイリングはマツダの魂の表れ

出典:https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1902/25/news008.html

新型アクセラの最大の特徴は何といってもそのデザインの秀逸さでしょう。180万円スタートのコンパクトカーとは思えないほど高級感に溢れていてかつ躍動感を前面に押し出した美しいデザインとなっています。

ロングノーズ、ショートヒップ、大径タイヤ、大きなグリルとデザインの基本に忠実に忠実にただひたすら「格好いい車」を目指して作られたことがわかります。

日本の車…特に大衆車は「実用性」を重視していてお世辞にも格好いいと言える車は残念ながら非常に少ないです。しかし収入が低くても「高級感があって格好いい車」に乗りたい人は沢山います。

マツダアクセラはそんな人達の素晴らしい選択肢となります。「マツダよ良くやった!」と言いたいですね。

ロングノーズは格好いいが取り回しが少し悪い

出典:https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1902/25/news008.html

ただそんなデザインの良さも「実用性」という面では若干不利となります。私も以前ロングノーズなデザインをした車に乗っていたことがあるのですが非常に取り回しが悪いです。

フロントが長いと車両感覚が掴みにくく狭い場所でのUターンなどはやりにくいです。特に普段ミニバンや軽自動車しか乗らない人が新型アクセラに乗ると狭い道などではとても苦労することでしょう。

それほど前方が伸びるというのは車の運転に大きな影響を及ぼすのです。契約が遅れると納期が延びてしまうので焦る気持ちは分かりますが、是非試乗してから購入することをおススメします。

新型アクセラのエンジンスペックと仕様

新型アクセラに搭載されるパワーユニットは「SKYACTIV-X」と呼ばれるマツダの次世代型ガソリンエンジンです。

どのようなエンジンかは以下の動画を見て頂ければ分かりますが、ごく簡単に説明すると「ディーゼルエンジンの燃費の良さやトルクの高さとガソリンエンジンの馬力の高さや利便性の高さを併せ持った次世代型のガソリンエンジン」とでも言えるでしょう。

ただまだまだ未知の領域の新技術ですので今後更に不具合などが出てくる可能性は大いにあります。現にマツダのディーゼルエンジン、「SKYACTIV-D」は発売から時間の経った最近になって少しずつ不具合が発表されています。

もちろん致命的な不具合は一切ありませんが、そういったことが気になる人は少し様子見をする方が良いかもしれません。

ハイブリッドモデルの燃費は良いが非力さが気になるか

ディーゼルとガソリンの優れた部分を併せ持つ「SKYACTIV-X」は非常に優れたユニットですが、車重に対してのエンジンパワー不足は少し気になる所です。

「SKYACTIV-X」のエンジンバリエーションは2.0リッターハイブリッドと自然吸気2.5リッターエンジンの二つです。

「SKYACTIV-X 2.5」は開発当初の予定では190psのトルク230Nmとなっていましたが実際は186psのトルク250Nmと大幅にパワーアップしてリリースされました。こちらを積んでいるモデルならばパワーに不足を感じることは全くありません。

 

ただハイブリッドモデルはちょっと話が変わってきます。ハイブリッドモデルのエンジンパワーは120ps+モーターとトルク210Nmとお世辞にもパワフルとは言えません。

新型アクセラの車重は1300キロちょっととコンパクトカーとしては決して軽い部類ではありません。つまりハイブリッドモデルは日常的に使う分には全く不足なく使うことができますがサーキットや峠道などで元気よく走ろうとするとパワー不足を感じることになります。

 

まぁハイブリッドの主な使用シーンは街中ですので使用用途に合ってるっちゃ合っているわけなのですが…。

 

元気よく走りたい人は迷うことなく2.5リッターモデルを選びましょう。

新型アクセラの維持費は安くも無く高くも無く

新型アクセラは排気量が2000cc+HVと2500CC自然吸気エンジンの2パターンです。そこそこ大きなエンジンを積んでいるので自動車税は高めですが、マツダが誇る先進安全装備のおかげで自動車保険の割引が受けられるのでその分で相殺されるため総合的に見れば可もなく不可もなくといった維持費です。

 

スポーツカーではありませんので保険料率も無茶苦茶高いわけでも無く…本当に可もなく不可もなくといった感じです(笑)

 

ただ同価格帯のライバルであるインプレッサやシビックセダンなどはアクセラよりも小さなエンジンを積んでいるので、その分自動車税が安くなるためその分ライバルと比較するとアクセラの維持費は若干高めとなります。

 

タイヤ代が少し気になる

新型アクセラに限った話ではありませんが、近年の車はデザイン面と性能の向上によって「大径低扁平タイヤ」を純正サイズとしていることが多いです。確かにスポーティーで格好いいのですがタイヤ代はその分ハネ上がります…。

 

新型アクセラも例外ではなくペラペラの扁平タイヤを履いていますので維持費の面で考えればタイヤ代は高くつくでしょう。

インチダウンすれば多少はマシになりますがやはりデザイン的には格好悪くなりますのでできる限り純正サイズを履いておきたいですね。

 

新型アクセラの自動車保険は割と高め

維持費を考える上で忘れてはならないのが任意保険(自動車保険)の値段です。新型アクセラの任意保険料率は意外と高く、ロードスターや86などのライトウェイトスポーツカーと遜色ないレベルの保険料率となっています。

26歳以上ならば月に7~8万円程度で済むでしょうが、それより若い人が新型アクセラの任意保険に加入しようとすると結構覚悟のいる値段になります。オプション満載ならば年間10万円(分割払いならば9000円~1万円)を超えることもあり得ます。

とはいえ車に乗る以上入らないわけにもいかないので、少しでも安く入れるように無料の自動車保険一括見積もりサービスなどを上手に利用して

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自動車保険を用意するようにしてください。

新型アクセラの走りはかなり高いレベル

マツダのアクセラは昔から「走り」に定評があります。新型アクセラも例外ではなくマツダの掲げる理念「人馬一体」を忠実に再現しています。

新型アクセラは2リッターハイブリッドと2.5リッターNAエンジンがあるわけですが、どちらのモデルもパワフルとまではいきませんが、割と軽快で気持ちよく走ることができます。特に2.5リッターNAモデルは自然吸気エンジン特有のリニア感と完成度の高いマツダの6ATによって意のままに車を操ることができます。

非力と評価したハイブリッドモデルも出足はモーター特有のトルク感を味わうことができますのでストップアンドゴーの多い市街地を頻繁に走る人には特にお勧めできるでしょう。

新型アクセラの総評

新型アクセラは価格、デザイン、走りの良さ、と3拍子揃った完成度の高い車です。特に2.5リッターモデルは隙の無い車となっていて老若男女問わず気持ちよく乗ることのできるモデルです。

先代アクセラもそうでしたが「マツダのアクセラ」という車は限界性能ギリギリまで引っ張って楽しむ車ではなく、どちらかと言うと安全な領域でジェントルに大人しく、かつスポーティーに走ることができる車なのです。

車自体が安全な領域でドライバーを楽しませてくれて、危険な領域に入りそうになったら「ここから先は結構危ない領域だけど君の腕で大丈夫?」と語りかけてきてくれるような…そんな車です。

私自身はスイフトスポーツという割と限界点の高いスポーツカーに乗っていますが新型アクセラの醸し出す「私は大人なホットハッチですよ」っ感じも大好物です。

 

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