この記事は「スポーツカー欲しいけど使い勝手悪いしなぁ」と迷っている人に向けています。子育て=ミニバンの図式になっている日本の車社会をどうにかしたいと思い、スポーツカーを使った新しい形の子育ての提案と解決策を書いていきます。
この記事を読むと?
- 子育て世代の車選びに新しい選択肢ができます。
- スポーツカーで子育てする場合の積載量問題の解決策が分かります。
- 奥さんor旦那さんに反対されている人は説得する鍵が見つかります。
私は既婚者で子供はまだいませんがスイフトスポーツに乗っています。5ドアハッチではありますが決して積載量は多くありません。ミニバンやステーションワゴンと比べれば天と地ほどの積載量の差があります。
そんな私達夫婦もゆくゆくは子供を作る予定ですが、スイフトスポーツ購入の際にはクーペスタイルの車(TOYOTA86)も候補に挙がっていました。私の妻も「スイフトスポーツは可愛くて好きだけどTOYOTA86もいいね!」と言ってくれています。
なぜ一般的にはこれから大きい車が必要な私達夫婦が王道の「ミニバン」ではなく「スイフトスポーツ」や「TOYOTA86」などという子育てとは無縁の車を選択肢に入れることができたのでしょうか?
実は知人にTOYOTA「スープラ」で子育てを完遂した方がおられるのですが、その方と話す機会があり実際にどのように子育てをしたかを教えてもらいました。
そしてその方の話を聞いた結果私達夫婦が導き出した考えと解決策を紹介します。
子育て世代の私達夫婦がスポーツカーを選ぶ理由
私達夫婦は年齢的にお互い20代後半ですので世間一般で言うところの「子育て世代」です。私達自身も子供が欲しいと思っていますので、幸運に恵まれればそう遠くない将来子供も産まれていることでしょう。
しかし実際に選んだのはコンパクトカーの中でも狭い部類のスイフトスポーツです。しかも2ドアクーペすら選択肢に入っていました。(さすがにロードスター等の二人乗りの車は候補には入りませんでしたが(笑))
通常であれば私達のような環境にある夫婦が選ぶのは「ミニバン」ですよね。
代表的な車で言えば「ヴォクシー」「ノア」「ステップワゴン」などになるでしょうか。フルサイズミニバンならば「アルファード」や「エルグランド」です。
しかし私達夫婦は「ミニバン」は選ばないことにしています。
なぜか?
それは以下の4つの理由があるからです。
- 理由①:楽しい車に乗りたい
- 理由②:デザインの良い車に乗りたい
- 理由③:ミニバンの積載量が必要になる機会が少ない
- 理由④:スポーツカーでも工夫次第で解決できる
理由を一つずつ解説していきます。
解決策のみ知りたい人は理由④まで飛ばしてください。
理由①:楽しい車に乗りたい
一番大きな理由はこれです。
私の妻は最初、車の運転が好きではなかったのですがスイフトスポーツに乗せて運転させてみてからは「車って楽しいもんだね」と考えが変わってくれました。
ただ妻は考えこそ変わりましたが車選び自体は「別に何でもいいよ」程度ですので積極的に「楽しい車じゃないとダメ!」というわけではありません。
この理由①は主に私が重視するポイントです。
ミニバンはお世辞にも「運転が楽しい」とは言い難いですからね…。
理由②:デザインの良い車に乗りたい
妻が2ドアクーペにも乗り気な大きな理由の一つが「デザイン」です。
妻は仕事が「デザイナー」ですので家や服はもちろん家具から小物まで非常にデザインに拘ります。
彼女にとって「クーペ」のデザインはとても魅力的に見えているようです。
その点、言ってはなんですが「ミニバン」はあくまで実用性を重視したフォルムをしていますのでデザイン的に優れてはいません。
つまりデザイン重視をする彼女からすればデザイン面でミニバンは魅力的には映らないようですし、私もデザイン的にあまり好きではありません。
理由③:ミニバンの積載量が必要になる機会が少ない
最近のミニバンはメーカーの高い技術によって物凄く広いパッケージングを得ています。フルサイズミニバンでなくとも7人十分に乗れるようなミニバンも出てきています。
とはいえその積載力をフルに活かすことが年に何回あるでしょうか?
例えば7人乗りミニバンならば7人揃って出かける、もしくは5人+荷物満載で出かける時に威力を発揮します。
だけどよっぽど旅行が好きでもない限りそんな機会は1年に1回や2回のはずです。
私達夫婦の場合は、その1年に一回や二回の時の為に犠牲にする要素と期間があまりに多すぎると容易に予想出来る為ミニバンを選ぶことが無かったのです。
夫婦二人+子供一人+荷物程度ならばミニバンなんて大きな物必要ありません。
理由④:スポーツカーでも工夫次第で解決できる
私達夫婦が最も「あれ?ミニバンじゃなくてよくない?」となったのは、工夫次第でスポーツカーでも十分な積載量を確保できると分かったからです。
そもそも何故スポーツカーでは積載量が足りないかというと「全てを車内に入れようとするから」です。
走行中に必要な荷物以外は別に車内に置く必要はないんですよね。何でもかんでも車内に入れたがるのは日本の特徴らしいですよ(笑)
そこで私達が最終的に辿り着いたのはルーフキャリアおよびルーフボックスです。
カーキャリアとは、自動車の外装に取りつける荷台や箱のこと。乗用車においては、車室内やトランクに入りきらない大きな荷物を積載するなど、自動車本来の積載能力を拡張する目的で用いられる。ルーフレールが装備されている車にはそれに装着する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2
つまり車外天井部分に取り付ける外付けの収納ボックスです。
子育ての際に必要になる嵩張る荷物も、常時車内に置いておかなければいけない物と別に車外に置いておいても問題が無い物とに分けられます。
スイフトスポーツやトヨタ86に装着した場合はこのようなスタイルになります。↓
86画像引用元:
https://minkara.carview.co.jp/userid/258118/blog/39191894/
ZC32S画像引用元:https://minkara.carview.co.jp/userid/2710244/car/2365018/9296176/parts.aspx
これならば家族三人くらいの荷物、余裕で載せられます。
さらに取り外しも簡単にできますので不要な場合はルーフボックス自体を降ろしておくことも可能です。
冒頭で紹介したスープラで子育てした知人の方もルーフボックスを上手く利用して子育て生活していたそうです。
ちなみにルーフボックスメーカーは「THULE(スーリー)」か「カーメイト」が信頼性もあり無難でしょう。
THULE スーリー ルーフボックス TH6348-1 ツーリング Touring L(780) ブラックグロッシーカーメイト ルーフボックス inno シャドウ124 360L マットブラック BRU124MBKE
我慢をして生活している親を子供は見ている
私は今でこそ不労収入を得て同世代としては「富裕層」と言っても過言ではない生活を送れていますが、子供の頃はごく一般的な家庭に産まれた子供でした。
私の親も車が大好きで、よくF1などのレース観戦に連れて行ってくれていたのですが乗っている車はミニバンでした。
私の父がよく「定年を迎えたらスポーツカーに乗りたいなぁ。でも今は子供がいるから我慢する」という内容の話を母としていました。
それを聞いて私は「あぁ私の存在は親に我慢をさせているんだ」と思った記憶があります。そして何よりそんな親の背中を見て「人生っていうのは我慢するのが基本なんだ」と心のどこかで思うようになっていました。
日本の子育ては貧困のせいなのか「子供の為に我慢することこそが愛」という風潮がありますが私は間違っていると思います。
大人になった今ハッキリと感じていることが「親が過度の我慢をしても子供は幸せにできない。」ということです。
モチロン子供を犠牲にして親が贅沢しろと言っている訳ではありませんが、親は親で自分の人生を楽しみ「人生は楽しいものなんだよ」っていうのを子供に背中で教えるべきです。
眉間に皺を寄せて歯を食いしばっている親の姿を見て子供はどう思うでしょうか?
「親が我慢をすることこそが美徳」というのは親のエゴだと私は思います。
その為にも「子供に不自由をさせない範囲で」自分の欲しい車を買うべきだと私達夫婦は結論づけました。
スポーツカーを買う時に奥さんや旦那さんを説得する方法
少し熱くなってしまって話が脱線してしまいました(笑)
本題に戻しまして…
私達夫婦がスポーツカーを買おうとしている理由は分かっていただけたと思いますが、問題となるのは夫婦のどちらかが反対している場合です。
特に車に興味の無いパートナーと結婚されている方は説得に苦労することでしょう。
そこでそんなパートナーを説得する方法ですが…
私が今回挙げた「買う理由」をそのまま説明すればいいのです。
特にルーフキャリアを利用した「積載量の解決」を丁寧に説明すれば分かってもらえるとおもいます。
ミニバンと比べれば当然不便さはありますが、必ず子育て期間=ミニバンでなければならないということはないのです。もしルーフキャリアでもダメなら必要な時だけレンタカーでもいいでしょう。
結婚するから…子供が産まれるから…
様々な理由があるとは思いますが、今あなたが検討中のそのミニバン本当に必要ですか?
①今乗ってる車っていくらで売れるんだろう?
②ディーラーで提示された金額が思ったより安かった…
③せっかく売るんだから一番高く買い取ってほしい!
このような悩みを解決するには厳選した8社もの大手買い取りメーカー同士を競合させて買取査定額を無料で比較検証できる【ズバット車買取比較】がおすすめです。
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もちろん査定をしたからといって売らなければいけないなどという事は全くありません。あくまで「自分の愛車って今いくらなんだろう?」程度の気軽なものでOKです。
是非一度自分の愛車の「現在の相場」を調べてみましょう。きっと驚く結果を知ることができますよ。