都会というのは非常に便利な場所です。
電車は常に走り回っていて待たされることはありませんし、バスやタクシーもこれでもかというほど走っていて移動する手段には事欠きません。
そんな都会の交通事情を話す上で頻繁に話題に上るのが「都会で車が必要か否か」ということです。
先述のとおり都会は交通機関が非常に発達していることもあって田舎と違い車がさほど必要となりません。
とは言うものの実際に都市部を走ってみれば大渋滞していることに気が付くと思いますし、どこを見ても車が所狭しと停まっています。そう考えると全ての人が車が不要だと考えている訳ではないようです。
そこでこの記事ではなぜ車が不要だと言われるのかを考えてみたいと思います。
都会で車は必要?不要?
都会で車が不要だという論調は主にインターネット上で見られるのですが実際に見ているとどの意見もそれなりに理にかなっていて車好きの私から見ても「一理ある」と思わされるものが殆どです。
以下に挙げるのは私が実際に目にして「一理ある」と感じた意見です。
- 公共交通機関が発達しているから不要
- 駐車場代が高すぎるから維持費が無駄
- 渋滞ばかりで車を使うメリットが薄い
他にも色々な意見がありましたが「不要派」が最も大きく主張していたのはこのあたりでした。私なりに一つずつ考察してみたいと思います。
公共交通機関が発達しているから不要
冒頭からの繰り返しになりますが都市部は交通網が非常に発達しています。電車は数分置きに来ますので一本逃したところで大して困りませんし、バスやタクシーも沢山走っていていくらでも選択肢が用意されています。
ですので車が無くても困らないし不要だというのが言い分ですね。実際私も電車やバスは良く利用しますし理解もできます。
しかし私はこの事については疑問を感じます。
車というのは自分だけが移動するものではありません。多くの人を乗せて移動することもできますし電車では運べない大きな荷物も運ぶことができます。
ぶっちゃけこれだけでも車は所有する価値があるのですが個人的にはもっと重要なポイントがあります。
それは「公共交通機関の発達していない地域に出かけることができる」ということです。
例えばアウトドアを趣味にしようと思ったらどうしても郊外に出ていく必要がありますし、その場合どうしても車じゃなければ厳しいものがあります。
または山奥の有名な蕎麦屋さんに食べに行こうと思ったとしても車が無ければ目的地の選択肢に挙げることすらできません。
「公共交通機関が発達しているから車を持たない」ということは逆に言えば「公共交通機関の発達している場所にしか行くことができない」ということでもありますので、「都会だから車は全く不要」というのは些か暴論が過ぎると思います。
駐車場代が高すぎるから維持費が無駄
これはもう仰る通り!です(笑)
都会の駐車場代は尋常じゃない程高く下手をすれば田舎のアパートくらいならば余裕で借りられるほどの金額になっています。その出費の高さは金持ちならばいざ知らず我々のような一般庶民には致命傷になりかねない程の額です。
この駐車場料金の高さのせいで特に賃金の少ない若者が都会で車を保有するのは至難の業となってしまっています。
具体的に言うと東京で最も高い場所での駐車場となりますと4万円を余裕で超えてきて高い場所ですと5万円すら超えてきます。
これほどの金額を「車を停めておくだけ」の為に毎月払うことを考えれば十分車を持たない理由になるでしょう。
渋滞ばかりで車を使うメリットが薄い
都会を走ったことがある人ならば実は車が大して速い移動手段ではないことはご存知かと思います(笑)
その理由はとにかく渋滞がひどすぎるからです。
少し進んでは信号に捕まり、少し進んでは歩行者の波に阻まれ、時間がかかるわりに前に進むことができません。また都市部は商業施設も密集しているので巨大なトラックが所狭しと走り回っていてそれが余計に渋滞に拍車をかけています。
そして下道が渋滞しているからと高速道路に乗ろうものなら更なる渋滞、渋滞、渋滞…
ハッキリ言って中心部を走っている限りは永遠と渋滞に巻き込まれ続けます(笑)
まぁ渋滞はもう都市部の宿命とも言えますので仕方ないっちゃ仕方ないのですが、せっかく高い駐車場代を始めとした維持費を支払って公共交通機関よりも遅い移動手段では納得いかないのも良く分かります。
「移動するだけ」でしたら車は全く必要ないでしょう。
結論:車は必須ではないが必要。あった方が良いのは間違いない
都会で「生きていくだけ」ならば車は必要ありません。これはもう自明の理ですしハッキリとした合理性もあります。
ただ「生活する」というのは何も
- 仕事に行って
- 食って
- 寝る
これだけではありません。
休みのプライベートな時間に彼女とデートをしたり家族とお出かけしたりもしますし、趣味の為に郊外へ移動もします。
私達が生きるということは言い換えれば生活を豊かにするということです。
車は所有することによって様々な選択肢をもたらしてくれる物です。ということは車を保有すればそれだけ生活は豊かになる可能性が高くなると言えます。
確かに都会という限定した地域から出ないのであれば車は「必須」ではないかもしれませんが様々な選択肢を増やそうと思うのであれば都会であろうと田舎であろうと「必要」であるのは間違いありません。
ただ当然ながら車の維持に精いっぱいで他の事にお金を回す余裕がなくなってしまっては、せっかく車で移動できたとしても意味が無いので、あくまで「余裕をもって車を維持できる場合」という前提がついてしまいますが(笑)
ですので結論としては車を保有する事が困難であれば車なんて必要ないと思いますが、もし今現在収入的に車を維持する余裕があるにも関わらず「食わず嫌い」で車を保有したことがないのであれば一度保有してみることをおススメします。
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