ローダウンしたら光軸はガッチャガチャになりますよ!
エーミングスクリューによるスイフトスポーツ(ZC33S)の光軸調整
どうもどうも!
今回はスイフトスポーツ(ZC33S)の光軸調整についてのお話しです。
以前「ローダウンしたら必ず光軸調整はしましょう!」って記事↓
https://kantan-say.com/2018/10/11/post-129/
を書きましたが、今回は上記の記事のおさらいと、仮に私のような状態に陥ってしまった場合の「応急処置」のやり方を画像付きで説明します!
記事の後半で紹介していますので取り急ぎ光軸の応急処置が必要な方はそちらまで読み飛ばしてください。
光軸調整の方法その1~テスターで初期車高設定のリセット~
恐らく多くのスイフトスポーツ(ZC33S)オーナーの方が実践しているのがこちらの方法だと思います。
冒頭で紹介した記事の内容と被る部分もありますが、
簡単に言うとローダウンによって光軸が下がってしまう原因となっているオートレベライザーの初期車高をリセットしてローダウン後の車高に合わせるということです。
基本的にはこちらを実施すれば光軸は正常な位置になります。
具体的な方法としましてはダウンサスなり車高調なりを取り付けてもらう際に営業さんに一言「オートレベライザーが誤作動すると困るので初期車高のリセットをお願いします。」と伝えてください。
正規ディーラーは基本的にテスターを備えていますのでこれでイケますが、サブディーラー(街の車屋さん)等はテスターを持っていないところも結構ありますので車高を下げてもらう際には確認をするようにしてください。
光軸調整の方法その2~オートレベライザーアジャストロッドによる調整~
二つ目の方法はハード面の調整をしてオートレベライザーの誤作動を防ごうという方法です。
ちなみに私が実施したのもコチラの方法です。
具体的にはオートレベライザーのユニットと本体側との間に調整する為のロッドを入れてオートレベライザーに「車高は純正状態のままで下がっていないよ!ヘッドライトは適正な高さで大丈夫だよ!」と思わせるってことです。
ちなみに私はクスコが出してるオートレベライザーアジャストロッドを使いました。
光軸調整の方法その3~ヘッドライトユニットの光軸調整ネジ(エーミングスクリュー)による調整(応急)~
さて、ある意味今回の本題です(笑)
本題に入る前に、私がこの記事を書こうと思ったのは自分のように光軸が狂っていることに気づかず夜道を遠出してヘッドライトが使い物にならなくなった際に「一先ず安全な場所まで移動」できたらよかったなぁと思ったからです。
コチラで紹介する理由はあくまで「応急処置の方法を説明したい」ってことです。窮地を脱したら必ずディーラーやテスター屋さん等のプロに光軸の調整をしてもらってください。
なおこちらで紹介しているDIYでの光軸調整による事故や損害等については一切の責任を負いません。 あくまで自己責任でお願いします。 |
以上長々と前置きをして申し訳ありません(笑)
基本安全機能であるヘッドライトなのでこれくらい慎重に触ってくださいって意味でもあります。
ヘッドライトについている光軸調整機能(エーミングスクリュー)
光軸調整は基本的にオートレベライザーによる「自動調整」とエーミングスクリューによる「自動調整以前の基本位置調整」の二つがあります。
荷物を積んだりして車高に変化があった場合に自動で「ベースとなる光軸から」上げたり下げたりするのがオートレベライザーによる光軸調整です。
そしてオートレベライザーによる自動調整を適正な位置に合わせるのが前項1と2の方法です。
もう一つが「オートレベライザーの自動光軸調整のベースとなる光軸自体」を調整するのがヘッドライトについている光軸調整ネジ(エーミングスクリュー)を回して上下左右を調整する方法です。
スイフトスポーツ(ZC33S)右側ヘッドライトのエーミングスクリューの場所
さてスイフトスポーツ(ZC33S)のエーミングスクリューの位置ですが、ヘッドライトの丁度真後ろあたりにあります。
写真を撮ってきましたので参考にして見て下さい。
まず右側からです。
まずボンネットを開けて右ヘッドライトを真上から見た図です。
ヘッドライトの裏側、丸で囲ったあたりに左右調整用のエーミングスクリューがあります。
内側を覗き込むと…銀色の10mm六角ネジがあります。
丁度ヘッドライトのコネクタのすぐ上あたりです。
これを回すと右ヘッドライトの左右方向の調整ができます。
次に上下調整用のエーミングスクリューの位置ですが左右調整用のネジよりもエンジン寄り(中央寄り)でウォッシャー液を補充する青いキャップのホースの根本あたりにあります。
こちらはマイナスドライバーで回すタイプのネジになっています。
これを回すと右ヘッドライトの上下方向の調整ができます。
スイフトスポーツ(ZC33S)左側ヘッドライトのエーミングスクリューの場所
続きまして左側です。
まずは左右調整用のエーミングスクリューの位置です。
ヘッドライトの真上から見た図です。ヘッドライトの裏側丸の位置くらいに左右調整用エーミングスクリューがあります。
これを回すと左ヘッドライトの左右方向の調整ができます。
そして上下調整用のエーミングスクリューの位置です。
こちらはバッテリーのすぐ横あたりですね。写真を見ながら探して貰えればすぐ分かるかと思います(笑)
これを回すと左ヘッドライトの上下方向の調整ができます。
応急処置ができるように車には車載工具を
今回紹介したネジを回せば簡単に光軸は動かせますが、保安基準を満たした光軸に調整することはテスター無しでは極めて困難です。
ですので繰り返しになりますが自分でやるのはあくまで一時的な応急処置として行ってください。そして必ずプロに保安基準内に収まるように再調整してもらってください。
ちなみに私は緊急時に対処できるようにトランクルームの下部の開いたスペース↓に若干工夫して常に車載工具を積んでいます。
必要になりそうな工具は必ず入れておきましょう。
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