カスタマイズ

ZC33Sのバックランプの交換手順【写真付き】

以前純正バックランプは暗いから交換しよう!という記事を書きましたが、その時点で既に交換済みだった為詳しい交換手順などを載せられていませんでした。

車に詳しい人ならばたいした作業ではないのですが、初めて交換に挑戦してみようという方は意外と手間取ることもあります。そこで今回はバックランプ交換の手順を写真付きで詳しく解説していこうかと思います。

前置きはほどほどにさっそく行ってみましょう!

※解説では左側のテールランプの写真を使って解説していますが右側も全く同じです。

今回の記事では10mmのソケットレンチを使用しています。交換前作業に用意しておいてください。

≫ソケットレンチを探す

スイフトスポーツ(ZC33S)のバックランプ交換手順

手順①:交換するバックランプの位置を確認

まずは交換するバックランプの位置を確認します。位置としてはスイフトスポーツを真後ろから見た時に見えるコンビネーションランプの白い部分です。画像の矢印が指している位置ですね。

画像クリックで拡大写真が見られます。

手順②:テールランプを固定しているネジの確認

どこを交換するのかを確認したら次にテールランプを取り外していきます。車種によっては取り付けたまま交換できるタイプもありますがスイフトスポーツはテールランプを外して交換するタイプです。

まずは取り外すネジ位置の確認です。特に下側のネジはリアバンパーを留めているネジと隣接していますので間違えないようにしてください。

画像クリックで拡大写真が見られます。

手順③:テールランプを固定しているネジを取り外していく

テールランプを固定しているネジが確認出来たら次は取り外していきます。取り外すには10mmのソケットレンチが最適です。奥まった位置にありますので眼鏡レンチでは回せません。

取り外したネジは分かりやすく転がりにくい所に置いておくなどして無くさないようにしましょう。無くすと車が使えませんのでホームセンターにダッシュ(物理)するハメになります…

手順④:テールランプをスライドさせて引き抜く

テールランプを固定しているネジを二つ外せたら画像のように横にスライドさせるイメージで引き抜きます。黄色い矢印の方向に引き抜けばOKです。赤い矢印の位置に固定している樹脂製のポッチがありますので、それから外すイメージで引き抜いてください。

テールランプが大きくて持ちにくいのでゆっくり慎重に。外れにくい時は少しずつ揺らす感じでガタガタすれば外れていきます。
なおテールランプは本体側とコードで繋がっていますので取り外した時に勢い余って落としたり引っ張ったりしないように!最悪断線してしまう恐れがあります。

手順⑤:バックランプのソケットを確認

テールランプが取り外せたら次はバックランプの電球が刺さっているソケットの確認です。写真はテールランプの裏側ですが3つソケットが刺さっています。その中の上から見て一番右側、ソケットの根本が8の字になっている白いソケットです。
写真の赤矢印で指しているソケットですね。

画像クリックで拡大写真が見られます。

手順⑥:バックランプの取り外し

ソケットが確認できたら次はいよいよバックランプの交換です。ソケットを普通のネジを取り外す時と同じように左回り(反時計回り)に回すと取り外すことができます。
写真では既にLEDランプに交換されていますが純正状態では電球が刺さっていますので普通に引っ張って引き抜いてLEDランプに交換します。

画像クリックで拡大写真が見られます。

LEDランプに交換してもまだテールランプを元の状態には戻さずに次の手順を読んでください。LEDランプには極性があり反対に取り付けていると点灯しませんので確認作業が必要です。

手順⑦:交換したLEDバックランプが点灯するか確認

LEDランプに交換したら必ず点灯するかどうかのテストを行ってから元に戻してください。LEDには極性がありますので反対に取り付けていた場合また取り外す作業をしなくてはいけないようになります。(笑)

点灯テストをする場合は誰かに運転席でバックギアに入れてもらうのが一番ですが、一人の場合は以下の方法がおすすめです。(写真は6AT車の場合ですが6MT車の場合も殆ど同じです。)

まずはソケットをテールランプに戻し、テールランプを本体側に仮固定します。

画像クリックで拡大写真が見られます。

ネジを留めなくても仮固定はできますが落下の危険性があるのでネジを軽ーくはめておくと安心です。繰り返しになりますがまだキッチリ締め付けないでください。

次にその状態で運転席に乗り込みます。
そしてサイドブレーキがしっかり引いてあることを確認したらブレーキを踏まずにエンジンスタートボタンを二回押してACC電源状態にします。

画像クリックで拡大写真が見られます。
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ACC電源状態だとこのようなインフォメーション画面になります。(6AT車)

画像クリックで拡大写真が見られます。

そしてACC電源状態になったことを確認したらブレーキを踏み込みながらシフトレバーを操作してRレンジに入れます。
(必ずエンジンがかかっていない状態を確認して行ってください!)

画像クリックで拡大写真が見られます。
画像クリックで拡大写真が見られます。

その状態で運転席から降りて車の後方に戻ってバックランプが点灯していることを確認します。もし点灯していない場合はLEDの極性が逆になっていることが考えられます。手順⑥まで戻ってLEDランプを逆に挿してください。

点灯が確認出来たら後は元通りに戻していけば交換完了です!お疲れさまでした。

画像クリックで拡大写真が見られます。
画像クリックで拡大写真が見られます。

今回使用したバックランプ

今回使用したLEDランプはIPF社製のLEDバックランプです。

純正状態と比べて非常に明るく、LEDですので消費電力の低減による電力消費低減効果が期待できます。

またSUZUKIの純正灯火類は切れやすい事でも有名ですが、こちらのLEDバックランプは基本的に半永久的に使える物ですので後退灯切れによる整備不良車となる心配もありません。

バックランプなんかで整備不良車の切符切られたらバカらしいですからね…(笑)

≫今回使用したバックランプはこちら

※2024年現在、使用していたバルブは廃盤になったので後継商品へリンクを差し替えました。

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