最近めっきり寒くなってきましたが皆さまは風邪などひいていませんでしょうか?寒くなってくると、どうしても体調を崩してしまうものですのでお気を付けください。
さて実は「寒くなると調子が悪くなる」というのは車も同じでして、むしろ人間のように温度に順応して対応できない分影響は大きいと言えます。
私の愛車スイフトスポーツ(ZC33S)も同様で、最近の朝の冷え込みで気になる所がでてきました。
それはブレーキ鳴きです。
朝一番、駐車場に鳴り響く「キィィィィィィ!」という爆音
冬の目覚めの朝、それは暖かな布団に包まれながらスズメの「チュンチュン」という鳴き声と共にやってくる心地の良い時間です。私にとっては一日の中で一番和やかな時間と言えるかもしれません。
恐らく近所の人たちも同様の気持ちでしょう。
私はそんな気持ちのいい朝を迎え、朝食を食べ、出勤の用意をします。コーヒーを片手にスマホでスイフトスポーツのニュースを確認し、パンを齧ります。
そして身も心も充電された頃、愛車のスイフトスポーツ(ZC33S)に乗り込み通勤の路に付くのです。
エンジンをかけ、左右を確認し、スタートします。そして駐車場の出口で再度一旦停止する時…
キィィィィィ!
耳を劈く(つんざく)ような高音が車内に鳴り響きます。
そう…スイフトスポーツ(ZC33S)は人間と違って毎朝目覚める時にウルサイのです。
スイフトスポーツ(ZC33S)のブレーキ鳴きを無くす方法
何か適当に書いてたら長ったらしい文章になっちゃいましたが、早い話が「早朝の冷間時のブレーキ鳴きがひどい」って話です。(笑)
「ブレーキ鳴き」と一言で言っても様々な音質や音量がありますが、私が乗っているスイフトスポーツ(ZC33S)の朝一番のブレーキ鳴きはまさに「爆音」と言っても過言ではありません。
試しに運転席の窓を開けた状態で朝一番のブレーキを踏んでみましたが非常にうるさく耳が痛いくらいでした。もし朝にブレーキが鳴いている方は一度試してみると車内で聞くよりも遥かに大きい音が鳴っていることが確認できるはずです。
さて、まず本題に入る前にブレーキ鳴きが起こっていた昨日の朝の状態を記載しておきます。
外気温 | 0℃ |
出勤時間 | 7時 |
前日の帰宅時間 | 18時 |
ブレーキパッド | 純正 |
ブレーキ鳴きが収まるまでのブレーキ回数 | 4~5回 |
調べてみるとスイフトスポーツ(ZC33S)の純正ブレーキパッドは冬の朝方など特にローターやパッドが冷えている時間帯のブレーキ鳴きがひどいようで、私以外にもそういったレビューが散見されました。
「これじゃぁご近所様に迷惑がかかる」ってことで対策方法を考えましたので同じようにブレーキ鳴きで悩んでいる方は参考にしてみてください。
いずれの方法もDIYでやろうと思えば割と簡単にできますが足回り、特にブレーキを直接イジることになるのでブレーキ構造を理解していてメンテナンス経験もある人以外は工賃を支払って近くの自動車整備工場に依頼しましょう。
中途半端な知識で作業すると重大な事故や最悪の場合死亡事故に発展する恐れもあります。作業は自己責任でお願いします。
ブレーキグリスを塗布する
最も手間やお金(ショップ依頼の場合は工賃)がかからないのがブレーキの鳴き止めグリスを塗布することです。
一旦ブレーキパッドを車体から外し、ディスクパッドの裏側にブレーキ専用鳴き止めグリスを塗り込むことで鳴き=音=振動を低減し、結果的にブレーキ鳴きを少なくすることができます。
自分で作業する際の注意点としては塗りすぎないように注意が必要です。グリスを塗りすぎると組付け後にグリスがはみ出てきて周囲に撒き散らされて危険です。必ず薄く塗布するようにしましょう。
おすすめのグリスとしてはやはり一流メーカーの物を使用するのが信頼感の面でもいいでしょう。ワコーズのBPRブレーキプロテクター等は車屋さんの評価も高いようですね。
ブレーキパッドの面取りをする
ブレーキが鳴く原因の大半はブレーキパッドが「点」で当たることにあります。
ブレーキはブレーキパッド=摩擦材でブレーキローターを挟みこんでその摩擦で制動力を発揮するわけなのですが、この摩擦材=ブレーキパッドの表面に凹凸があったり角が直接ローターに当たっていたりするとブレーキ鳴きの原因となります。
この要因によるブレーキ鳴きを無くすためにはローターとパッドがピタッと「面」で当たるようにすればいいわけです。
その為にブレーキパッドの角や表面をヤスリで削ってブレーキパッドの凹凸や角を無くす作業の事を「面取りする」というのです。
この面取りに特殊な工具は必要ありませんが、技術と経験が無いと結構手間取ります。
作業自体はブレーキパッドを外してサンダーや400番のサンドペーパーなどで削るだけなので簡単です。ただ手作業で時間がかかるためショップに出すと意外と工賃を取られる場合があります。
ブレーキローターの面取りをする
ブレーキパッドと同様にブレーキローターが荒れている場合もブレーキ鳴きは発生します。この場合はブレーキパッドと同様に凹凸になっている部分をサンダーか400番のヤスリで研磨することでブレーキ鳴きの症状が改善することがあります。
(新車で購入して走行距離や年数があまり経っていない場合この要因はあまり考えられませんが…)
ブレーキパッドを交換する
最も手軽かつカスタマイズ的な満足度も満たせるのがブレーキパッドを社外品に交換してしまうというものです。
特に峠やサーキットを走るような人はこの機会に耐フェード性能が高いブレーキパッドへ交換するのもいいかもしれません。
ただパッドの銘柄によっては制動力は抜群だけどブレーキダストやブレーキ鳴きがひどくなったりする物もありますので注意が必要です。
個人的に注目しているのはTM SQUAREが出してるスイフトスポーツ ZC33S TMストリートです。こちらはストリート用なのでサーキットは走れませんが低速時のコントロール性が向上する=カックンブレーキも軽減できるとこのこと。若干ブレーキダストが増えるのが気になるものの総合力は向上します。
また気になるブレーキ鳴きも寒い朝でも起こらないというレビューが多いので純正よりは改善すると見て間違いないでしょう。
リア摩材の制動力アップと、全体的な踏力アップで、フロント/リアのバランスが最適化!
ダストは、純正パッド+αレベルに抑えてあり鳴きは、発生せず。(シム非装着の状況下)
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