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悪質な煽り運転にはどう対策したらいい?煽られないコツや心構えからおすすめグッズまでご紹介します。

私はこのブログのように車のことばっかり書くようなブログをやっているくらいですから車のことが大好きですし、車の運転をするのが大好きです。

だからこそスイフトスポーツというスポーツカーにも乗っているのですが車の運転をする際に必ず心がけていることが一つあります。

 

それは煽り運転を絶対にしないことです。

 

スポーツカーというのはただでさえ普通の車よりもスピードを出すことができます。だから何でもない感覚で走っていても一般の車に普通に追いついてしまうのですが、その際はできるだけ威圧感を与えないように前車を焦らせないように運転しています。

スポーツカー以外を運転している時も同じように運転をしていますが、スポーツカーを運転している時は尚更気を付けるようにしています。

 

なぜ必要以上に気を付けるのかと言うと煽り運転をするとスポーツカー全体の印象が悪くなってしまうのももちろんなのですが、それ以上に基本性能が違いすぎているから危険なのです。

ミニバンというのは人や荷物を沢山運ぶことに特化した車です。軽自動車はコンパクトに狭い道を走ったり維持費を安くすることに特化した車です。ではスポーツカーは?

そう、走ることに特化した車なのです。だからこそ他の車よりも速くて当たり前だし他の車が同じように走れないのもまた当然なのです。

だからこそ速い車に乗っている人間として普通の車以上に煽り運転にならないように気を付けなければいけないのです。

 

しかし最近は残念なことに連日ニュースで煽り運転が報道されてしまっています。

 

煽り運転というのは赤の他人を命の危険に晒す許せない犯罪ですが、被害に合う時はこちらに何の非が無くてもある時突然巻き込まれてしまうものです。

 

では私達はただ運転しているだけなのに煽り運転におびえるしかないのでしょうか?

 

いいえ決してそんなことはありません。

 

毎年2万キロ近く運転する私ですが煽り運転らしい煽られ方をしたのは初心者の頃~2年目くらいまでの間だけでした。今現在は全く煽られることはありません。

煽られない理由…というかコツがいくつかありますので「煽り運転が怖くて運転が嫌になりそう…」と悩んでおられる方は是非参考にしてみてください。

 

煽り運転で事故に合わないためのコツや対策

煽り運転は絶対にしてはならない犯罪ですし煽る側が悪いのは間違いありませんが、正直煽られる側にも原因がある場合も多々あります。

煽り運転は私達ドライバーの心がけや行動次第で十分に防ぐことができるのです。

具体的に私が心がけていることとしては主に以下の4つとなっています。

 

  1. 交通の流れを阻害しない
  2. 交通ルールを守る
  3. 他車を思いやる
  4. 煽られ対策グッズを利用する

 

それぞれ一つずつ丁寧に解説していきます。

 

煽られない為のコツ①:交通の流れを阻害しない

私も普段車を運転していて煽り運転の現場に第三者として遭遇することがあるのですが、その多くの原因となっているのが煽り運転被害者が交通の流れを無視した運転をしていることが発端になっていることが非常に多いです。

 

ほんの一例ではありますが私が実際に遭遇した事例としては

  1. 60キロ制限の一般道で40キロで永遠走り続ける
  2. コーナーの度に不必要に減速をする
  3. 合流の際に1台ずつ交互に入るのではなく前車に続いて無理矢理合流する
  4. ウィンカーを出さずに車線変更や右左折をする

などの運転が引き金となって煽り運転に発展していました。

 

これらはいずれも他の車がスムーズに走ることを妨害してしまう原因となってしまうばかりか、下手をすれば他人を事故に合わせてしまう危険なものでもあります。

特に①と②のようなスローな運転は周りの流れを阻害するので割と危険な運転ですが、一部では「60キロっていうのは最高速度であって絶対に出さなければいけない速度ではない。ゆっくり走る方が安全運転だ」という意見の人が一定数います。

しかしゆっくり走る=安全運転ではありません。

例えば高速道路は80キロ~100キロ制限ですが、50キロで走行すれば安全運転になるのでしょうか?

答えはもちろん「NO」です。

 

自動車教習所で最初に習う知識の一つに「他車との速度差」があります。車同士の速度差が大きければ大きいほどドライバーは急に判断しなければいけなくなりますし、車は回避に急な動きを求められてしまうので非常に危険です。

程度の差こそあれ一般道でも車という乗り物に乗っている以上は同じことが言えます。

 

60キロ制限と思って走っている車の前方に急に40キロの車が現れれば60キロで走っていた車はブレーキを踏まなければいけなくなります。

もしかするとそのブレーキによって追突事故が起きるかもしれません。

 

そう考えるとスピードの出しすぎと同じくらい「スピードの出さなさすぎ」というのは危険な運転だと思えてきませんか?

またスピードに関する事以外でも周りのスムーズな交通の流れに乗らない事も同様に危険だと言えます。

 

こういった運転をされた後続車は自分に対して危険になりうる自己中心的な運転をした前車を攻撃してしまいがちです。

これがすなわち「煽り運転」になるわけです。

 

ですので逆に言えば他車の流れを阻害しないことを意識すれば自ずと煽られる確率は減ります。ゆっくり走りたければ譲るなどして煽り運転に巻き込まれない工夫をしましょう。

間違っても「俺が正しい運転をしているんだ!絶対に譲ってやるもんか!」などと意地を張ってはいけません。トラブルに巻き込まれるだけでなんのメリットにもなりませんからね。

 

煽られない為のコツ②:交通ルールを守る

突然ですけどあなたは交通ルールを完璧に守っていますか?

 

 

「当たり前でしょ」

 

間髪入れずにそう思った方は一度自分の運転を見直してみることをおススメします。

 

普通は上記のような質問をされた場合は「基本的には守ってるけど完璧にと聞かれたら…」と考えてしまうものです。

即答で「当たり前でしょ」と答えてしまうという事は自分の運転に絶対的な自信を持っている人で、運転に対して試行錯誤を放棄してしまっているのと同じことです。この世に完全無欠の人間なんて存在しませんから自分が気付かない内に交通ルールを破ってしまっているかもしれません。

 

別に交通ルールを知らずに破ってしまっていても自分が反則切符を切られるだけならいいのです。

しかしその交通違反が知らず知らずの内に他車に迷惑をかけてしまっていて、それが煽り運転の引き金になってしまっている場合があります。

 

このパターンで私が煽り運転の引き金になったのを実際に目撃したのは

 

  1. ウィンカーを出さずに右左折や車線変更
  2. 一時不停止による飛び出しで他車に急ブレーキを踏ませる
  3. 優先道路を理解していない
  4. 黄色から赤への代わり際に無理な右左折をする

 

などの理由が原因となっていることが多かったです。

こういった運転をする方は比較的普段から習慣的に同じような運転をしていることが多くてまさに「自分の運転に自信を持っている」感じです。

 

交通ルールを破っているのが問題なのはもちろんなのですが、何より危険なのは「交通ルールを破っている自覚が無い」という事なのです。

 

無自覚に他車に迷惑をかけている為、それが原因で煽られたとしても「何もしていないのに煽られた!」と感じてしまう訳です。

 

今一度煽られない為に、またなによりも自身の安全の為にも「俺は絶対に煽られるような運転はしていない!」と考えている人ほど自分の運転を見直してみてください

 

煽られない為のコツ③:他車を思いやる

運転に慣れてくると意外と忘れがちなのが同じ道路を走っている他の車への「思いやり」です。

どういうことかと言いますと以下のような行動をしていないかどうかを自分に問いかけてみて下さい。

  1. 意地でも自分の前には入れない
  2. 後ろから急いでいるような車が来ても譲らない
  3. 少しの事でクラクションやパッシングを多用する

 

これらに少しでも該当する人は要注意です。十中八九そういった心もちが煽られる原因となっていますのですぐにでも改善すべきです。

もし仮に「何で俺が改善しなきゃならねーんだよ」と思ってしまう方は一度車社会ということを忘れて日常生活に置き換えて考えてみればいいのです。

  • 道を同じ方向に歩いている人が自分の前に入ろうとしたら妨害する
  • 後ろから時計を見ながら走ってくるサラリーマンがいたら妨害する
  • 歩行者信号が青になって少しの間歩きださなければ怒鳴り散らす

 

上記の車での行動は日常生活に置き換えるとこのような感じでしょうか。

 

こんな人が日常生活にいたら「頭大丈夫?危ない人?」と思いませんか?

 

車に乗っている時だって他の車には人が乗っているのですから全く同じなのですが、困ったことに車というのは人間を「強くなった」と錯覚させてしまう効果がありますので他人に対して攻撃的になってしまうのです。

 

「心当たりがない」と考えている人も、もしかすると無意識に他人に対しての思いやりを忘れてしまっているかもしれませんので、今一度自分の行動を振り返ってみると共に「他の車には一台一台に人が乗っている」という事を決して忘れないようにしましょう。

 

本当に頭のおかしい人から身を守るために:煽られ対策グッズを利用する

上記の煽られない為のコツ①~③を全て守れば殆ど煽られることは無くなります。

ただ残念なことに世の中には「本当に頭のおかしい人」というのは存在していて煽り運転をすることそのものを「目的」に煽る悪人もいます。そういった人には上記のコツを心がけていても正直無意味ですし防衛策にはなりません。

ですのでそういった「本当に頭のおかしい人」からも身を守る為には「国家権力」を盾にするしかありません。

 

東名自動車道の煽り運転事故の犯人もそうですが、ああいう人達は警察を何よりも嫌がります。まがいなりにも車を維持するだけの社会的な地位と資産を持っていますので逮捕されれば生活そのものが崩れ去ることくらいは分かっているからです。

あくまで彼らが煽りたいのは「無力な一般人」であって国家権力ではないのです。

 

ですので煽られ対策グッズを利用するに当たって重要となるのは

  • 煽ってきている車に対して法的な手段に訴えるとアピールすること
  • ドライブレコーダーで裁判や現場検証の際に決定的な証拠となる映像を残す事
  • 自動車保険に弁護士特約をつける

の3点です。

 

煽ってきている車に対して法的な手段に訴えるとアピールすること

煽り運転をする車の大半は「煽ってもお咎めなしだから煽ってやろう」と考えています。一昔前ならば確かに煽って全車を無理やりどかせればまさに「煽り得」でした。警察に通報しても大して動いてはくれませんでした。

しかし2017年6月5日におきた東名高速夫婦死亡事故の社会的な反響を受けて警察も本腰を入れて「煽り運転」の検挙に乗り出しています。

つまり今は昔とは違ってキチンと自分に非が無くて煽り運転を立証できれば煽り運転加害者を法的に罰する事ができるのです。そして煽っている車もその事は知っているのです。

ですのでもし煽ってくる後続車に出くわした場合に備えて

  • 「煽り運転は即通報します」
  • 「前後ドライブレコーダー録画中」

 

などの「煽り運転は許しません」という意思をアピールするだけでも雲泥の差となるでしょう。煽り運転を目的にしているような頭のおかしい人もこういった【本気】の車は面倒に思ってそもそも近づいてきませんからね。

 

かなり有効な手段だと言えます。

 

東名自動車道の事件があってから色んなメーカーが色んなステッカーを安くで販売していますのでそういった物をリアハッチに一枚張り付けるのもいいでしょう。できれば直接的に「煽りはダメ!」という意味合いの文字が印字された物が効果的ですが、見栄え的に気になる場合はカメラマークや録画マーク、さらには「後方録画中」などの少しオブラートに包んだ表現のステッカーでも効果はあります。

以下に個人的に「これは効果がありそうだしデザインも悪くない!」と感じたステッカーを2つピックアップしておきます。もし気になるステッカーがあれば画像をクリックすれば詳細ページへ飛ぶようにしておきますのでチェックしてみてください。


裁判や現場検証の際に決定的な証拠となる映像を残す事

後続車にステッカーでアピールするのは大事ですがそれでも煽られて、最後の手段として警察を呼んだ場合に証拠が無ければ後続車は「知りません」と話すでしょう。

実際に逮捕のは現行犯逮捕が原則ですので警察も証拠が無ければ大した処罰は与えることができません。

ですのでステッカーを張って後続車にアピールするのと同じくらい「前後の映像を残す」のが重要です。

最近は個人が撮影した映像もしっかりと法的効力を持つようになってきているので決定的な瞬間を捉えることができれば煽ってきた後続車も言い逃れすることはできません。

 

本気で煽り運転から身を守るのでしたらドライブレコーダーは前後撮影できる高画質な物を選びましょう。インターネット上で購入して量販店に取り付けを依頼すればかなりリーズナブルにドライブレコーダーを装着することができますのでおすすめです。

 

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自動車保険に弁護士特約をつける

ステッカーで後続車へ注意を促しドライブレコーダーで撮影してても煽られた場合、煽ってきた車を警察に通報し警察が介入したとしても必ずしもスンナリと物事が運ぶわけではありません。

もし煽り運転が原因で事故となってしまった場合民事裁判となります。しかし面倒な煽り加害者の場合民事裁判でもゴネにゴネる場合が多くあり、裁判費用を考えた被害者が泣き寝入りしてしまうケースが多くあります。

しかし自動車保険に弁護士特約をつけて裁判が長引いた場合でも弁護士に支払う報酬を保険で賄うことができますので煽り運転加害者に対して泣き寝入りすることが無くなります。

 

もし今現在加入中の自動車保険に弁護士特約が付いていない場合は自動車保険一括見積もりを利用して少しでも安くて弁護士特約のしっかりしている自動車保険に乗り換える方が良いでしょう。

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