以前ボンネット内に取り付ける「フロントタワーバー」を取り付けましたが、元々ボディ剛性自体は相当高いレベルにあるスイフトスポーツに更にボディ剛性を向上させるタワーバーをつけてその効果の高さに驚きました。
フロントタワーバー取り付けおよび評価の記事はこちら↓
で、先日取り付けたパワコンによってさらにアベレージスピードが上がったのでもう少しコーナリングスピードを稼げるようにしたいなと考えたので今回は更なるボディ剛性の補強に踏み切りました!
リヤ側のボディ剛性補強!リヤピラーバー取り付け
フロントタワーバー以外にもボディ剛性を補強するパーツは色々あるのですが、まずはお手軽な部分から手を付けていこうと思い、今回はリヤ側のボディ補強ができる「リヤピラーバー」をチョイスしました。
そしてリヤピーラーバーといってもスイフトスポーツ用は色々なメーカーから発売されています。
そこで私が今回重視したのはただ一つ
【使い勝手を損なわない】
これだけです。
というのもリヤピラーバーには色々な種類があると言いましたが形状や太さもそれぞれで、真っすぐな物もあれば極太の物もあります。当然真っすぐで極太の物であるほどボディ剛性は上がるのですが取り付け位置の都合上トランクルームの使い勝手を著しく悪くしてしまうのです。
スイフトスポーツの良さは速い車の割に使い勝手もバッチリだというところにありますので、出来得る限りその長所は損ないたくありません。
という考えで選んだ結果「使い勝手を損なわない」ということを第一に考えることに至りました。
使い勝手を損なわないリヤピラーバー
では肝心の「使い勝手を損なわないピラーバー」とはいったいどのような物を言うのでしょうか?
私なりに色々探してみた結果見つけたのが
カワイ製作所が発売している「リヤピラーバー type スクエア」
です。
基本的に一本の真っすぐな棒になっていることが多いピラーバーですが、カワイ製作所のピラーバーtypeスクエアは見ての通り「コ」の字の形をしています。
↓の取り付け画像を見て頂ければ分かりますが、ちょうどリアガラスの外周に沿う形になっているので視界的にも使い勝手的にも取り付け前と一切変化はありません。
むしろ物がかけられる分使い勝手が増しているとも言えます!(笑)
カワイのリヤピラーバーtypeスクエアの評価
詳しい取り付け方等は別の記事に譲るとして、この記事では肝心の「リアピラーバーを取り付けてどうなのか?」というポイントに焦点を当てたいと思います。
結論から言うとリヤピラーバーを付ける事で「リヤの動きがハッキリした」と言えます。装着前はどうしてもボディのねじれがありました。そのためリヤの接地感が割と曖昧でしたがリヤピラーバーを取り付けることによってリヤの剛性が上がりタイヤと路面の接地感がダイレクトに感じられるようになりました。
分かりやすく言うと走行ラインが自分の想像通りに曲がってくれるようになりました。
更にもっと言うならば装着前と同じスピードで同じ舵角でコーナーに侵入してもかなり余裕を持ってクリアできるようになりました。
リヤタイヤがきちんと仕事をするようになったイメージでしょうか。
私のスイフトスポーツにはフロントタワーバーが入っていますので単純にリヤピラーバーだけの力ではないでしょうが、巷で言われているような「リヤピラーバーはフロントタワーバーと比べて実感しにくい」ということは全くありませんでした。
もちろん街乗りで30キロ40キロ程度で走っていては一切実感はできませんが、サーキットなどのクローズドコースで限界近いコーナリングをすれば明らかに変わります。
感覚の鋭い人でしたら峠道程度でも割と実感できると思います。
スイスポにピラーバーを取り付けるのはおすすめ?
これは利用シーンによると思います。
いくらスイスポに乗っていても街乗りしかしないのであれば、元々スイスポが持っている高いボディ剛性で必要十分だと思います。
しかし少しでも峠道に行って走ったり、サーキットを走ったり、小さなクローズドコースを走ったりするというオーナーには非常におススメできると思います。
そもそもスイスポのようなハッチバックタイプのボディを持った車はどうしてもリヤの開口部が大きいことによる剛性の低下が起こってしまいます。
ボディ補強はボディ剛性が足りていない部分を補強する物ですのでむしろ、ハッチバック車のスイスポには必須のカスタマイズとすら言えるかもしれません。
カワイのリヤピラーバーtypeスクエアはスイスポでコーナーを曲がるのを更に楽しくしたいと思う人にはかなりおすすめできるパーツでした。
[カワイ製作所] リヤピラーバー typeスクエア スイフトスポーツ ZC33S 17/09~
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