皆さん車のカスタマイズ楽しんでいますか?
私も先日ドアスタビライザーを装着して自己満足に浸っているところです。ボディ剛性系のパーツは沼にハマりそうで怖いですね(笑)
では本題です。
車好きの皆さんはお友達にも車好きな人が多いとは思いますが逆に「俺は車には興味無いな~」というお友達はおられますでしょうか?
もしそういったお友達がおられる場合には是非一度「ぶっちゃけ改造車のことどう思う?本音で!」と聞いてみましょう。意外と「キツ~い一言」が飛んでくるかもしれません(笑)
車に興味の無い人からすれば改造車は…
というのも私が最近友人と泊りがけの旅行に行った際に似たようなことを質問してみたのです。しかし優しい友人ですし、私が車を大事にしていることも理解しているので最初は
「ん~まぁ俺は興味ないけど良いと思うよ」
と言葉を濁していましたがお酒が進むにつれて本音を話すようになりました。その内容を要約すると以下のようなことでした。
- 改造をする人が多い事は理解している
- かっこよさなんかは個人の感性によるところだから良く分からない
- ただ改造車はなんとなくださいイメージはある
薄々感づいてはいましたが改めて言葉にされると割とショックでした(笑)
改造車がダサいってなぜ!?
誤解のないように改めて宣言させてもらうと私自身は改造車大好きです。
私自身もライトチューンとも呼べないような軽い改造はしていますし、Twitterなどで見かけるカスタムガチ勢の方々の写真などを見ていると「かっこいいな~!」と感心することもあります。
しかし車に興味の無い人達の目線はそうではないようです。
もちろん私の友人が代表者というわけではありませんので非車好き達の総論というわけではありませんが、ネットを見ていても改造車に対して世間の風当たりはなんとなく冷たいイメージがあります。
- 改造車はダサい
- 改造車はうるさい
- 改造車は怖い
- 改造車は違法
- 改造車はヤンキーっぽい
- etc…
などなど本当に改造車はイメージが良くありません。これはなぜなのでしょうか?
改造車のイメージが良くない理由
結論から言うと改造車のイメージが良くない理由は偏に我々「車好き」の自業自得によることろが殆どです。
…なんて言ってしまうと「はぁ?」と思う人が殆どでしょう。何故なら殆どの人は合法の範囲内で車をカスタマイズし、合法の範囲内で車の運転を楽しんでいるからです。
もちろん私だってそうです。
それなのに私たち車好きの自業自得で世間のイメージが悪い!と言われればカチンとくるでしょう(笑)
しかし世間の人々が抱いている車好きに対するイメージはまさにこういった具合に構築されていっているのです。
そもそも車好きと言っても色々なタイプの人がいることを私たちは知っていますが、車に興味無い人達からすれば「車大好きな人たち」という大きな括りでしか見られないわけです。
ですので一部の頭のおかしな車好きが違法改造や煽り行為や行動レース等の違法行為を繰り返して大勢の人たちに迷惑をかけ続けた結果
「車好き(改造車)」=「迷惑行為をする人(車)」=「ダサイ人(車)」という方程式が出来上がってしまったように思います。
さらに言えば知識の無い人たちからすればガッツリタイヤがハミ出てる違法改造車だろうが、きっちり計算してオーバーフェンダーで合法にしてある車検対応車だろうがどちらも変わらず「違法な改造車」に見えてしまうのです。
これも「改造車」=「悪いイメージ」があることから決めつけられているものだと思われます。
改造車に乗っても誤解されない為には
とにかく昨今は煽り運転の事件なども相まって車、もっと言えば改造車などのイカつい車に対して風当たりが強くなりがちです。
例えば皆さんも交通事故のニュースなどを見ていて
- 30歳男性の運転する軽自動車が事故を起こしました
- 30歳男性の運転する改造スポーツカーが事故を起こしました
上記のような二つの似たニュースを見た時に「軽自動車は本当に事故ったんだろうけどスポーツカーは荒い運転してたんだろうなぁ…」と思いませんか?
車好きの私たちですらそう思ってしまうのですから普段車に興味の無い人がどう考えるかは火を見るよりも明らかです。
こんなことを話していると「じゃぁ俺たち車好きはずっと白い目で見られ続けなきゃいけないのかよ!」と落胆してしまいそうになりますが、もちろん私たちにもできることはあります。
具体的には以下のようなことを心がけて行動すれば良いでしょう。
- 改造車のイメージが悪いことを知る
- 他人に迷惑をかけるような改造、行動をしない
- 普通の車以上に善い行いをする
できることはこの3つだけですが、この3つだけで十分です。
一つずつどういうことかを解説していきます。
1.改造車のイメージが悪いことを知る
まずは世間との常識の乖離(かいり)を直す必要があります。
例えば車検対応だけどギリギリの低車高にしている車がマンホールや段差を避けながらゆっくり走っている光景って良くありますよね。私たち車好きはバンパーや底を擦りたくないからそう走っているんだろうなぁ。と気付くことができますし、ある程度は見守ることもできます。
しかし車に興味ない人達からすれば「あんなにジグザグに走って…速度もゆっくりだし…イヤな感じ!」となってしまうわけです。
ただここで言いたいのは「だから車高上げろ!」ということを言いたいのではなく、それくらい世間の人たちとは感じ方が違うのだということを知っておく必要があるという事です。
私たち車好きは日本全体で見れば明らかに少数派です。
大多数に合わせる必要はありませんが大多数の考え方や感じ方はしっかりと知っておくべきだと思います。
そうすることで自分がこれからしようとしている行動、改造がするべき事なのか否かは自ずと分かるはずです。
2.他人に迷惑をかけるような改造、行動をしない
ある意味今回の記事ではここが最も重要なポイントだと言えます。
改造車が改造車たるゆえんは当然ながら車をカスタマイズ(改造)しているからです。当たり前ですが。
ここで一度あなたが最初の愛車に初めて行ったカスタマイズを思い出してみてください。最初は可愛らしいカスタマイズから始めたのではありませんか?それこそオーナーの自分しか気付けないようなささやかなカスタマイズを(笑)
しかし車界隈に長いこといると感覚がマヒしてきます。
特にオフ会などに行けばまるでレーシングカーのように低い車高、太いタイヤにカスタマイズされた車が沢山あります。もちろんマフラーも爆音の車が盛りだくさんです。
そんな車ばかりを見ていると「皆あれだけやっているのだから自分もちょっとくらい…」という感覚になっていきます。そして最終的には爆音マフラー、車検に通らない爆光ライト、同じく車検に通らないシャコタンハミタイ…といったまさに「違法改造車」へとエスカレートしていってしまいます。
心の奥底では「この改造はマズいよなぁ」と気付いてはいるのですが「でもオフ会で会った〇〇さんもやってたし!」と手を染めてしまうのです。
こういった心理状態を「集団心理」と言います。
早い話が車界隈という狭い世界の集団で気が大きくなってしまって思考に歯止めが効かなくなっている状態です。
例えばオフ会で会った車が直管マフラーにしていたとしたら少しくらい騒音基準を超えるマフラーなんて可愛いもんだと感じませんか?しかしそれはどちらも等しく「違法改造」であるのです。
1人ならば当たり前に考え至ることが車好きに囲まれているとどうしても感覚がマヒしてしまいます。
ですので改造をする前に今一度「この改造は常識的に考えてしても良い改造か否か」を考えるようにしましょう。
また行動についても同じことが言えます。
オフ会で良く問題になるのがパーキングエリアや道の駅の駐車場や一般道などでの暴走行為です。これも全て集団心理に支配されて常識から切り離されてしまっている状態です。
スピードを出したいのならばサーキットに行きましょう。マフラーを交換して音を聞きたいのであれば同じくサーキットで全開走行しましょう。停まっている時の空ぶかしで良い音が出ても何の意味もありません。(サーキットによっては音量規制がある場合がありますので、とんでもない爆音マフラーでは走ることすらできませんが…)
1人では絶対に行わない愚行のはずです。
3.普通の車以上に善い行いをする
これは1番目の「改造車のイメージが悪いことを知る」にも通ずる部分がありますが一般的に白い目で見られている改造車だからこそ道路上では善い行いを心がけてください。
- 車間距離は前車が恐怖や不快感を感じないように十分に取る
- パワーがあるからといって急加速急発進急停車は厳禁。安全を取りすぎるくらいのアクセルワークをする
- 割り込まれてもムッとしない。むしろ自分の前にどんどん入れてあげる。とにかく周りの車に優しく優しく
正直改造車というのは印象がマイナスからスタートしているのでやりすぎか?と感じるくらい徹底的に安全運転と譲り合いの精神を発揮して丁度いいくらいだと思います。
改造車のイメージ改善は自分達の為になる
ここまで改造車が車に興味の無い人達から抱かれているイメージとその改善方法を長々と書いてきましたが。私が言いたいことは決して「世間一般にゴマをすれ」ということではありません。
改造車のイメージを改善することはあくまで私たち「車好き」の為以外の何物でもないのです。
というのも車好きに対して風当たりが強くなり続ければ様々な法規制がかけられて「がんじがらめ」にされていきます。
その昔イニシャルD全盛期には日本全国の峠道に走り屋が夜な夜な出ていっては暴走行為を繰り返していました。その結果峠道には暴走行為禁止の為のキャッツアイや段差舗装などが続々と設置されました。
その結果良識を持ってドライブを楽しんでいた「優良な車好き」までドライブポイントを奪われてしまいました。
また上記のような対策や取り締まりが厳しくなった結果車を趣味とする人が減って車のアフターパーツも数や種類が少なくなってしまい、余計に車界隈の縮小を招いてしまいました。
冒頭に戻るわけではありませんが、これらの事態を引き起こしたのは全て私たち車好きの自業自得です。
しかし逆に車好きのイメージを回復できるのも私たち車好きだけなのです。「車好き」が世間に当然の健全な趣味として認知されるようになれば私たちももっと自由に車を楽しむことができるようになることでしょう。
【善因善果】という4字熟語がありますがまさに今車界隈は【善因】を作れるかどうかにかかっているのではないでしょうか?
20年後に車界隈が「善因善果」になるか更に「自業自得」になっているかは私たち次第なのです。
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もちろん査定をしたからといって売らなければいけないなどという事は全くありません。あくまで「自分の愛車って今いくらなんだろう?」程度の気軽なものでOKです。
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