カスタマイズ

スイフトスポーツのパワコン取り付け手順【写真付き】

【BLITZ】パワコン(Power Con)の取り付け手順

前回こちら↓の記事でブリッツのパワコンを購入、装着したことを報告しました。

スイフトスポーツにパワコンを装着してお手軽20馬力パワーアップ!私の愛車であるスイフトスポーツ(ZC33S)には今まで様々なパーツを取り付けてきましたが一か所だけ手付かずで純正のまま使用していた部分が...

 

ブリッツのパワコンにはこのような説明書↓が添付されているのですが記載されている画像も荒く説明も簡易的なものですので普段機械を触らない人からすると結構戸惑ってしまう説明書となっていました。

 

そこでこの記事では私が実際に取り付けを行った手順をカラーの写真付きで改めて説明していきたいと思います。実際に取り付けて問題なく動いているので「エンジン回りイジるなんてなんだか不安!」という人も全く同じように作業すればトラブルは起こりませんので参考にしてみてください。

 

スイフトスポーツ(ZC33S)に適合するブリッツのパワコンはこちらです。AT,MTどちらとも共有ですのでどちらのオーナーも同じパワコンを選べば大丈夫です!

BLITZ(ブリッツ) Power Con/パワコン カプラーオン接続でパワーアップ! スズキ スイフトスポーツ(ZC33S)・スイフトRSt(ZC13S)・バレーノ K10C・K14C用 BPC10

 

この記事や取説を見ながら慎重に作業すれば基本的にトラブルは起こりませんが、当然のことながら作業は自己責任で行ってください。

この記事を参考にして起こった全ての問題について筆者は一切の責任を負わないものとします。

 

予めご了承ください。

 

万が一トラブルが起こった際は付属の取説にトラブルの対処法が記載されていますのでそちらを参考に対処してください。

 

取り付け前に前準備をしっかりと!

ブリッツのパワコンの取り付けをする際はエンジンルーム内での作業となるのですがいかんせんエンジンルーム内は狭いし平面じゃないしで結構作業しにくくなっています。

ブリッツのパワコンはカプラーの接続をすることでエンジンパワーを向上させるのですがぶっつけ本番でカプラー接続をすると誤って接続してしまって最悪の場合エンジンを壊してしまう可能性もあります。

そのため明るくて平たんな場所で一度、どのように接続するのが正しいのかを確認しておくことをおススメします。

 

まずは実際に一つずつ何のカプラーかの確認と、それぞれ接続するカプラーの確認をして前準備をしていきましょう。

 

内容物の確認

まずブリッツの内容物を確認します。

少し画像がブレちゃっているのは許してください(笑)内容物としては以下の全てが揃っているか確認してください。特に赤字の物は必須ですので入っていない場合はメーカーに問い合わせしましょう。

  1. パワコン本体ユニット
  2. 専用圧力センサーハーネス2種類(カプラー部分灰色、黒色)各1本
  3. 両面テープ
  4. タイラップ
  5. 取扱説明書
  6. 保証書

内容物には添付されていませんが作業には追加でビニールテープが必要となりますので予め準備しておきましょう。

 

カプラー接続の確認

内容物を確認できたら次にパワコン本体に対してどのように接続するのが正しい形なのかを確認しておきます。最終的には以下のような形になります。

  • 本体側白い4極コネクタとサブ側圧力センサーハーネス(黒)
  • 本体側黒い4極コネクタとメイン側圧力センサーハーネス(灰)
  • 本体側黒い2極コネクタはすぐ横に付いているループ用2極コネクタを挿します

 

全て間違いなく接続できたらコネクタが抜けないようにビニールテープを巻いて固定しておきましょう。

ちなみにメイン側ハーネスの車両側カプラー(灰)にはロック機構がありません。

最終的にはカプラーの抜け防止のためにビニールテープでぐるぐる巻きにする必要があります。忘れないようにしましょう。

 

 

取り付け作業①:エアクリーナーユニットを取り外す

作業に入る前に必ずエンジンを停止後(イグニッションOFF後)スマートキーを車から10m以上離して「15分」以上経過してから作業を開始してください。

スマートキーが近くにあるとエンジンを停止していてもセンサー電源が切られず、その状態で圧力センサーのコネクタを抜くとセンサー信号断となりエンジンのチェックランプが点灯してしまいます。

もし10m離すことが難しい場合はスマートキーの電池を抜いてから15分以上経過させても大丈夫です。

 

いよいよ実際の取り付け作業に入ります!

パワコンは簡単に言えばエアクリーナーの前後に接続されている圧力センサーの間に割り込ませてエンジンパワーを向上させる仕組みになっているのですが、メイン側圧力センサーにアクセスする為にはエアクリーナーが邪魔になっていますので一旦ユニットごと取り外す必要があります。

エンジンカバーを取り外す

まずはエンジンカバーを取り外します。グロメットで固定されているだけですので普通に上方向に引っ張れば取り外すことができます。

 

エアクリーナーの固定を外す

 

エンジンカバーを取り外すことができたら次はエアクリーナーユニットの固定を外していきます。まずは手前に二か所あるボルトを外していきましょう。取り外しには10mmのメガネレンチを使用するとスムーズに作業が行えます。

ボルトが外れたら左右の太いホーシング2本と右側の細いホース一か所を取り外していきます。左側のメタルバンドはマイナスドライバーを使用すると取り外すことができます。

右側の黒いホースと細いホースは普通に手で外すことができます。

 

上記の画像をクリックすることでフルサイズの画像を見ることができますので参考にしながら作業してみてください。

エアクリーナーをずらして作業スペースを確保

全ての固定を外せたらエアクリーナーユニットを外していきます。

手前のボルトとホーシングが外してあれば後は奥側にグロメットで固定されているだけですので上側に持ち上げればエアクリーナーユニットが外れます。

ここで注意しなければならないのが上記画像の赤丸の部分のコネクタの固定が外せませんのでケーブル類は付けたまま「ひねる」ようにしてエアクリユニットを手前に引き出す必要があります。

ケーブルがかなり引っ張られますので断線させないように注意して作業してください。

 

取り付け作業②:圧力センサーユニット(メイン側)にパワコンを接続する

エアクリを取り外した奥側に上記の画像のようなカプラーがあります。それが圧力センサーユニット(メイン側)ですのでこれを取り外していきます。

ロックしてある爪がありますのでカプラーをよく見て壊さないように慎重に抜いてください。

 

センサーカプラーを抜けたらパワコンのカプラーと接続していきます。

カプラーの形状が違いますので誤接続はできないようになっています。が念のため画像を見ながら注意して作業してください。

灰色のカプラーは赤いラベルで「caution」「注意」と書かれている方が車両側コネクタのロック爪がある面ですので間違えないように注意しましょう。

 

接続出来たら抜けないようにしっかりとビニールテープを巻きつけて固定していきます。

取り付け作業③:圧力センサーユニット(サブ側)にパワコンを接続する

メイン側が無事接続できたら次はサブ側の圧力センサーにパワコンを接続していきます。

サブ側はメイン側とは違って普段から見える場所に設置されています。

具体的な位置としてはバッテリーの丁度横当たりに位置しています。エアクリーナーとの間くらいです。

 

場所が確認出来たらこのカプラーをメイン側と同じようにパワコンに接続していきます。メイン側が問題なく取り付けできたのであればこちらも余裕ですね。

ちなみにサブ側のハーネスカプラーにはロック機構がありますのでメイン側とは違ってビニールテープを巻く必要はありません。ただ抜けるのが不安であればビニールテープを巻いておいても良いと思います。

取り付け作業④:誤接続していないか確認する

全てを元に戻す前にちゃんと接続しているハーネスは合っているか、ビニールテープでの養生はキチンとできているかを確認しましょう。

確認出来たら本体をバッテリー横のヒューズボックスに固定し、ハーネスが邪魔にならないように付属のタイラップで適当な場所に固定していきます。

ちなみに私は以下のような場所に固定しました。

熱くなったり振動の大きな場所じゃなければどこでも大丈夫だと思います。

 

 

取り付け作業⑤:全て確認出来たら元通りに戻していく

以上で作業は全て終了です!お疲れさまでした。

全て問題なく接続できていることを確認した後エアクリやエンジンカバーを元通りに戻していきます。外す時同様戻す時もエアクリのケーブルを断線しないように注意しながら作業してください。

 

さらに戻す際にパワコンのケーブルが噛みこんだりしていないか、回転部に干渉していないかなども併せて確認しておいてください。

私は最終的にこういう形に落ち着きました。参考にしてみてください。

 

取り付け作業⑥:エンジン始動!

エアクリなどを全て元に戻せたらいよいよエンジン始動です。

エンジンエラーも吐かずに問題なく始動できれば大成功です!あなたのスイスポはパワーアップしています。

是非力強さを体感してみてください(笑)

 

パワフルになったスイフトスポーツをお楽しみください!

 

 

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