K14Cエンジンの耐久性は？200馬力も夢じゃない！

この記事は？

SUZUKIの新しいエンジンブースタージェットエンジンの実力を探ります。更にアフターパーツメーカー開発者のインタビューからK14Cエンジンの耐久性を解説しています。

純正エンジンK14Cの耐久力の実力とは？

スイフトスポーツ（ZC33S）の心臓部に搭載されているK14Cは恐らくスポーツカー用に開発されたエンジンではありません。元はエスクードに初期搭載されたエンジンですので実用車用に開発されていることは間違いないでしょう。

しかしそんなK14CをSUZUKIは専用チューニングした上でスイフトスポーツ（ZC33S）というスポーツカーの心臓にすると決めました。

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各チューニングメーカーのK14Cに対する評価は？

しかしそこで問題となるのはスイフトスポーツ（ZC33S）がスポーツカーであるということです。普通の車であれば町中をゆっくり走り、高速道路を過不足なく走れればそれでOKです。

ただスポーツカーの場合はそうはいきません。

サーキットを速く走る為にはエンジンに手を加え、モアパワーモアスピードが求められます。その手法は多岐に渡りますが真っ先に思い浮かぶのがECUチューンです。

ECUチューンとはエンジンを電子的に制御しているコンピューターのプログラムを書き換えたり、エンジンとの間に割り込ませたりすることでタービンに純正以上の圧力をかけられるようにしたりエンジンのリミッターととっぱらったり…様々な方法がありますがいずれもエンジンに純正状態以上の負荷をかける事には違いありません。

しかしアフターパーツ各メーカーは様々なパワーアップキットを開発し発売しています。アフターパーツ開発メーカーはどのように考えているのでしょうか？

私の愛読書のスイフトマガジンVol.7↓に開発メーカーへのインタビューが掲載されていましたのでご紹介します。

SWIFT MAGAZINE withアルトワークス Vol.7 (ニューズムック)

スイフトマガジンVol.7の20ページ下部より。

メーカー	担当者	コメント要約
ブリッツ	企画部　小林さん	ブリッツさんが出しているタービンキットでは180ps以上、燃料系等のチューニングによっては250psも夢ではない？
モンスタースポーツ	商品開発部　玉光さん	モンスタースポーツさんのターボキットは最高出力が200ps、出力特性も乗りやすさと壊れにくさをバランスよく取れているとのこと。
HKS	開発部　橋本さん	K14Cを追い込んでみると200ps以上でも限界が近いような様子は見られなかったそう。
トラスト	企画部　渡辺さん	タービン開発の際に200ps以上も試したが何事も起こらなかったとのこと。