レースチップを付ければスイフトスポーツのパワー不足を解消できる

ターボ化したスイフトスポ―ツZC33S、大きなパワーを手に入れたけどボディの性能からすればもっとパワーを発揮させてもいけそう。

だけどECU書き換えやターボキットの取り付けは大層だし、そもそも近場にショップも無いから自分でできる方法はないものか…

そのようなオーナーも多くいるかと思います。
かくいう私も近所にショップが無く、最寄りのショップは結構遠くなってしまいます…

そのようなオーナーにオススメなのがカプラーオンでパワーアップできる「レースチップ」や「サブコン」です。

スイフトスポーツに適合するレースチップやサブコン

スイフトスポーツがターボ化したことによるメリットは純正状態でのパワーが上がったことはモチロンですが、なにより加給圧を上げることで手軽なパワーアップができるようになりました。

昔のターボ車ならば純正のタービンで加給圧を上げただけではすぐにエンジンやタービンが壊れてしまうなんてことがありました。しかし最近の車のECUは非常に賢くできていて多数設置されたセンサーによって緻密にエンジンを保護しています。

そのおかげで手軽にカプラーオンで設置できてパワーアップできる「レースチップ」や「サブコン」を付けるリスクが減りました。

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レースチップやサブコンとは？

車のパワーアップを考えた人なら一度は聞いたことのあるレースチップやサブコンとは、ターボ車に装着されているブースト圧センサーから出力されている数字を書き換えて点火タイミングや燃料マップには変更を加えずに大幅なパワーアップを実現するアフターパーツです。

レースチップやサブコンではピークパワーだけを伸ばすのではなくブーストが速く立ち上がるように制御する為全域でのパワーアップが実感できます。

燃料マップの書き換えをしなくても大丈夫なの？

ECUの書き換えですと燃料マップも含めて制御しなければならないのですが、レースチップやサブコンでは燃料マップの書き換えをしなくて済みます。
なんでそんなことができるのかと言うと、前述のように最近の車のECUは非常に賢くてブーストが速く立ち上がるようになると、それに合わせて燃調も自動でやってくれるのです。

ですのでレースチップやサブコンを付けたから燃料噴射量が足りなくなる、といったことはありません。

レースチップやサブコンは本当にパワーアップするの？

一般的にECUの改造は書き換えが基本です。
そんな中レースチップやサブコンは取り付けもカプラーオンですし、やっていること自体は車両センサー数値を変えて上手い事制御を変えているだけですので一部のユーザーは「レースチップやサブコンは効果が無い」と思っています。

しかしレースチップを開発販売しているT.M.WORKSのテストでは純正比で32馬力アップしているのが確認できています。出力曲線も滑らかで非常に扱いやすいエンジンに進化していることが見て取れます。

なお出力曲線などの詳しい情報はスイフトマガジンVol.7の84ページをご覧ください。

レースチップやサブコンは取り付けも簡単

エンジンコンピューター関連のパーツということで「取り付けるにはさぞ専門的な知識が必要なのではないか？」と不安になる方もいるかもしれませんが、レースチップやサブコンの取り付けは非常に簡単で、レースチップやサブコン本体についてくる専用ハーネスを使ってレースチップ本体をブースト圧センサーとインマニセンサーの間に割り込ませるだけです。

それぞれのレースチップやサブコンには車種ごとの詳細な取り付け説明書が付属していますのでメカに詳しくないDIY素人でも安心して取り付けることができます。